学生の間は、学ぶ場所と言ったら学校がありましたよね。
社会に出てからはどのようにして新しいことを学んでいますか??
会社で仕事はしているけれど、特に新しいインプットはないかもしれない。
そんな人が多いのではないでしょうか。
しかし、キャリアップを狙っていくには日々自分の技術をアップデートしていかなければなりません。
では、そのようなインプットはどのようにして行えばいいのでしょうか。
- Udemyとは
- Udemyの効果的な使い方
Udemyの特徴
Udemyは動画を視聴し、オンラインで自分のスキルを磨いていくためのオンライン学習プラットフォームです。
プログラミングに関する講座も多数存在していますが、ジャンルは非常に豊富で幅広く学ぶことができます。
Udemy公式によると以下のようなジャンルがあります。
開発 | エンジニア向けのWeb開発やデータサイエンス、ゲーム開発、プログラミング言語、モバイル開発など 【エンジニアになりたい人やエンジニアとしてスキルアップを目指す人におすすめ】 |
ビジネススキル | コミュニケーション、ビジネス戦略、法務知識、人事、プロジェクト管理、チームマネジメントなど 【社会人としてのスキルを磨きたい人におすすめ】 |
財務会計 | 簿記&会計、経済学、投資、税金、暗号通貨、ブロックチェーンなど |
ITとソフトウェア | ITとソフトウェア IT資格、ネットワークとセキュリティ、ハードウェア、サーバなど 【資格を取りたい人やIT知識を身に着けたい人におすすめ】 |
仕事の生産性 | ExcelやGoogleスプレッドシート、Macの使い方など 事務仕事の効率を上げたい人におすすめ |
自己啓発 | リーダーシップ、ストレスコントロール、就職活動、記憶力向上など |
デザイン | Web、ゲームデザイン、3D、ファッション、建築、インテリアなどのデザイン |
趣味・実用・ホビー | 美容、料理、DIY、トラベル、テーブルゲーム、デッサン、写真など |
写真と動画 | 写真、映像制作、撮影ツールなど |
マーケティング | マーケティング全般、PR、マーケティング分析など |
ヘルス&フィットネス | 健康、スポーツ、ヨガ、ダイエット、ダンス、瞑想など |
音楽 | 音楽理論、音楽制作、演奏テクニック、ボイストレーニング、音楽ソフトの使い方など |
教育・教養 | 電気工学やロボット工学など工学技術、数学、科学、社会学、言語学習、入試・資格など |
学習スタイルとしては、買い切り型の動画試聴スタイルで自分がやりたいと思った講座を購入することで学習することができます。
値段は、普段は10000円など高いものも多くありますが、Udemyでは月に何度もセールをやっておりその期間に購入すれば2000円程度で講座を購入することも可能です。
Udemyのメリット・デメリット
Udemyはとてもいい学習方法ですが、もちろんデメリットもあります。
メリット・デメリットを理解して使用することでより効果的に使えるため両方を紹介していきたいと思います。
メリット1.高い質の講座を視聴できる。
Udemyには素晴らしい講師がたくさん揃っています。
しかし、新しく学習する分野ではどの講師がすごいのかなんて、なかなかわからないですよね。
そこでUdemyではそれぞれに五段階の星で視聴者側が評価するシステムが設けられています。
そこで星5に近い講座は優良講座といえるでしょう。
この評価は数千人に評価されているものが多いので信頼性が高い数字となっています。
また、Udemy側でも品質の審査を行なっており、この審査を通過できた講師だけがUdemyに講座を配信できるため品質が保たれています。
メリット2.自分のペースで学習できる。
自分のスキルアップをしたいと考えている人は、学生であったりすでに社会人であったりと何か別のことと並行してい使用する人が多いと思います。
スクールに通うような時間がなくてもUdemyなら学習を行うことができます。
一つ一つの講座は全て見ようとすると長いものも多いですが、一つの動画は短いものが多く隙間時間でも学習できます。
ゆっくり学習したい人はゆっくりと、早く学習してしまいたい人は一気に見てしまうことも可能なので一人一人の学習スタイルに合わせて動画を試聴することができます。
メリット3.講師に質問することができる。
動画を購入しても講師が言っていることがよくわからないということもあると思います。
そんな時のために、Udemyではそれぞれの講座で講師に質問することができる、Q and Aが設けられています。
これによって何か不明点が出てきたらすぐに解決できるので、わからないところがそのままというような状態に陥らずに学習できます。
デメリット1.継続して試聴することが難しい。
動画スタイルで自由に勉強することができる反面、これは強制力がないため学習を継続させていくことが難しいです。
自分がやろうと思ったことを自分の意思だけで継続して行える人は少ないと思います。
この点は、スクールに通って自分の学習を管理してもらった方が楽なため、スクールの優れている点といえるでしょう。
デメリット2.内容が古い講座もある。
内容がアップデートされていない講座も存在しています。
例えば、プログラミングを学ぶとしたら日々新しい技術が生まれています。
そのため最新の技術に追いつこうとしたら毎日講座のアップデートを行なってもいいくらいですが、なかなかそうはいきません。
何年も講座の内容が変わらず一緒だと時代遅れの情報を得てしまう可能性もあります。
Udemyの講座選ぶ際にはしっかりとアップデートがおこおなわれているものかどうかを確認して講座を選択しましょう。
Udemyの始め方!
上の画像のように好きな講座を選択します。
そうすると、動画と資料がダウンロードできるようになります。
今回の「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」を選んだ場合は、291個の動画、合計28時間59分の動画を見られるようになります。
講座を購入すると学習予定を立ててくれる機能もついており、上の画像のように自分の学習したいスタイルを入力することでUdemyが学習スケジュールを決めてくれます。
リマインド機能もついているので忘れずに学習することが可能です。
しゅうりょ
講師も一流の人たちが揃っており、この講座ではCodeCoachingのアンバサダーも務めているシリコンバレーエンジニアの酒井潤さんが担当しています。
他にも大勢の一流講師が講座を担当しているため高い技術を学ぶことができます。
プログラミング学習におけるUdemyの効果的な使い方
Udemyはプログラミングを学習することに最適です。
最初からUdemyで勉強するのではなく基礎的な知識をつけてから受講することが効果的です。
Udemyを始めるまでにやるべきことは別の記事でまとまっているので読んでみてください。
Udemyを始める準備が整ったらどの講座を受講するのかを決定しましょう。
受ける講座が決まったら、その講座のトピックについて少し下調べするのがおすすめです。
ある程度その分野についての知識があることで動画の内容をサクサク理解できます。
Udemyを何周もするといった学習方法もあると思いますが、1講座10時間以上かかるものも多数存在しています。
そのような講座を何周も行っていたら時間がかかり過ぎてしまいますよね。
予備知識を入れておいて1周目で動画をみながら実際に手を動かして学習していくことが効率的です。
講座が終わったら、レクチャーを見ないで自分でコードが書けるか確認してみましょう。
これで書くことができていたらその講座は理解したということで終了して大丈夫です。
書くことができていなかったら
学習した内容はアウトプットすることが大切です。
アウトプットをせず終わってしまっては、自分の技術として定着しにくいからです。
せっかく学んだのなら自分の技術にしましょう。
アウトプットの仕方のおすすめは、動画を見ながら作ったプログラミングにインプットした内容を用いて新たに機能を追加してみることです。
これを繰り返していくことで自分オリジナルのプログラミングになり、エンジニアとしての実績です。
困ったらGoogleで検索!
Udemyを見ている中でわからないことが出てくることもあると思います。
そんな時はGoogleで検索しましょう。
そうすることで、検索能力が身につきます。
実務は自分で検索しながら仕事を進めることがよくあります。
学習している間のうちから検索能力を身につけてしまいましょう!
最後に
今回は、動画学習プラットフォーム「Udemy」について紹介しました。
Udemyには一流の講師が担当している実用的な講座がたくさんあります。
その講座をうまく活用することで必ずキャリアアップにつながっていきます。
プログラミングという面においては、Udemyを活用しプログラムを手を動かして書くことができるのでプログラミングを理解しやすいです。
Udemyを活用してプログラミングを学習していきましょう。
株式会社CodeCoaching 取締役CTO。
富士通において文教、医療・ヘルスケア、自動車、警察・消防などの分野において、自らがプロマネをしながら、PythonでAIのプログラミングも行ってきた現役の技術者(エンジニア歴:20年)。
過去に、マーケット調査、ビジネス企画立案、顧客提案、AIプロトタイプ開発(ハイブリッドアジャイル方式)、ビジネス性検証、事業化までの一連プロセスを経験。
テクノロジーとビジネス両方の知見を活かしAI人材不足解消のため、CodeCoachingのサービスに情熱を注ぐ。
東京工業大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。北京大学経済学院EMBA修了。
今回は、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」について紹介します。